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イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーション(Dapps)やスマート・コントラクトを構築するプラットフォームの名称です。
分散型の仮想通貨の一つで、2018年にはBTCに次ぐ時価総額の仮想通貨になります。
イーサリアムはユーザが独自に定義した契約(スマート・コントラクト)・財産を扱う事ができる柔軟性の高い仮想通貨です。
イーサリアム(ETH)の購入・取引所・マイニングについて
イーサリアムは2014年に登場した仮想通貨になります。
2013年にウォータールー大学の学生であったヴィタリック・ブテリンによって発表され、2014年に初期のイーサリアムが開発されます。
最大の特徴は分散型アプリケーション(Dapp)とスマート・コントラクトの実現になります。
最近ではDappsを採用した仮想通貨はイーサリアム以外でもEOS・TRONなどがありますが、元祖Dappsと言えばイーサリアムになります。
イーサリアムの概要
通貨名 | イーサリアム(Ethereum) |
略称 | ETH |
半減期 | なし |
公開日 | 2014/2 |
発行上限 | なし |
アルゴリズム | Ethash |
イーサリアムの歴史
2013/11 | 誕生 |
2014/01/23 | 世界最大の仮想通貨フォーラムbitcointalkにて、ETHの開発がアナウンスされる |
2014/01/25~26 | 北米ビットコイン会議にて、ETHの開発がアナウンスされる |
2014/02/01 | ETHクライアントのアルファ版をリリース |
2014/07/23 | ETHのICOが行われる。 初値は0.0005BTC=約0.31ドル(当時レートで1BTC=約620ドル)。ICOは2014/09/02まで続いた |
2015/03/03 | Ethereum公式ブログ内でETHの今後について、全4段階の大型アップデートの計画があり、最終的にPoWからPoSに移行する予定を発表。 |
2015/07/30 | 第1段階の大型アップデート「 Frontier 」を実施。メインネットの運用が開始され、マイニングで報酬を得られるようになる |
2015/08/06 | 米大手取引所Krakenに上場。 初値は0.00281BTC=約0.78ドル(当時レートで1BTC=約280ドル) |
2016/03/14 | 第2段階の大型アップデート「 HOMESTEAD 」を実施。GASコストの引き上げ等が行われる |
2016/05/24 | 米大手取引所GDAXに上場 |
2016/06/17 | 分散型投資ファンドThe DAOがハッキングを受け、約360万Ether(当時レートで約5400万ドル)を奪われる(通称DAO事件)。 |
2016/07/20 | DAO事件の対応を巡り、ハードフォークが発生。Ethereum Classic(ETC)が誕生する |
2016/07/21 | 米大手取引所Coinbaseに上場 |
2017/02/28 | イーサリアムを企業向けに活用することを目的とする組織、イーサリアム企業連合(EEA:Enterprise Ethereum Alliance)が発足 |
2017/10/16 | 第3段階の大型アップデート「 Metropolis 」の前半部分「 Byzantium 」を実施。マイニング報酬の変更等が行われる。 |
2018/01/20 | ETHが抱える課題(トランザクション手数料負担や秒間処理速度等)の解決を巡り、ハードフォークが発生、EtherZero(ETZ)が誕生する |
2018/02/16 | イーサリアムの推進を目指す組織、イーサリアム・コミュニティ・ファンド (ECF:Ethereum Community Fund) が発足 |
2018/08/31 | Ethereum公式が、PoSアルゴリズムCasperの開発遅延を発表。遅れは12ヶ月の見込み。 |
2018/09/25 | オーストリア政府が、連邦債券オークションで、ETHのパブリック・ブロックチェーンを利用し、11億5000万ユーロもの国債を発行する計画だと地元メディアに報道される |
2018/12/07 | Ethereum開発者会議で、第3段階の大型アップデート「 Metropolis 」の後半部分「 Constantinople 」の実施を合意。実施日時は2019/01/14前後になる見込み。 |
イーサリアムの特徴
イーサリアムには大きく分けて3つの特徴があります。
スマート・コントラクト
分散型アプリケーション(Dapps)
段階的な計画がある
イーサリアムは段階的な計画があり、大きく分けて4つのアップデートが計画されています。
ホームステッド(2016年3月実装)
メトロポリス(2018年1月実装)
セレニティ(2019~2020年実装予定)
4つの計画のうち2019年8月時点で3つはすでに実装済みになります。今後はセレニティの実装を予定しています。
イーサリアムはPoWからPoSへ移行する
イーサリアムはコンセンサス・アルゴリズムにプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用していますが、セレニティ後にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行することを計画しています。
セレニティ以前のイーサリアムでは、PoWを採用しているのでGPUなどでマイニングが可能ですが、セレニティへのアップデート後はPoSを採用するのでマイニングは出来ない事になります。
イーサリアムがPoSにアップデートされた場合、マイニングは不可能になりますが、イーサリアムの保有量に応じてイーサリアムが貰えるようなシステムに変化します。
これはPoWではGPUなどマイニングするので大量の消費電力を使って、イーサリアムの送金や新規発行のお手伝いをしますが、PoSに移行すると一定のイーサリアムを保持している人が、送金や新規発行のお手伝いをすることになる為です。
なお、イーサリアムのアップデート計画は当初の予定よりも遅れています。PoWからPoSへの移行は当初の予定よりも1年以上は遅れています。
PoWからPoSの移行はかなり大掛かりな変更の為、計画が当初よりも遅れていると考えられます。
スマート・コントラクトとは
スマート・コントラクトは、直訳で賢い契約という意味になります。
簡単に説明するなら、契約の自動化がスマート・コントラクトの目的となります。
あらゆる契約を自動化することで、決済期間の短縮や不正の防止、ユーザー同士が直接取引を行う非中央集権型のサービスを目指すのがスマート・コントラクトの目標になります。
分散型アプリケーション(Dapps)とは
イーサリアムは分散型アプリケーション(Dapps)を採用した仮想通貨です。
分散型アプリケーションには下記の定義を満たす必要があります。
暗号化されて分散化されたブロックチェーンを利用している。
2. アプリケーションは、オープンに流通可能な暗号トークンを持っている。
参加者にはトークンによって報酬が支払われる。
3. アプリケーションはマーケット・ユーザーからの改善要求によりプロトコルを改善していく
Dappsは簡単に言うのであれば、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションになります。
管理者のいない非中央集権のアプリケーションであり、管理者がおらず自動でオペレーションされます。
Dappsの例:ブロックチェーンゲーム
Dappsを採用したイーサリアムですが、実際にどのようなアプリケーションがあるか紹介します。
分かりやすい例としてはDappsを採用したブロックチェーンゲームがあります
Dappを採用したゲームは、イーサリアムを利用してゲーム内のアイテムをやり取りしたりすることが可能なゲームが多いです。
例えば、2018年11月に発表された国産のブロックチェーンゲームとしてMy Crypto Heros(マイクリプトヒーローズ, マイクリ)があります。
本格的なブロックチェーンRPGゲームで、アートデザインは2Dドットのややレトロ風な感じです。
ノードと呼ばれるダンジョンを探索して、アイテムや経験値が得られます。
ダンジョンの報酬として貴重なアイテムが手に入る事があり、このアイテムをゲーム内で売買することが可能です。
メタマスクなどのオンラインウォレットがあればすぐにプレイが可能です。
2019年1月には、ブロックチェーンゲームとしては国内で初めてCMを流すなど、少しずつ認知されはじめています。
ブロックチェーンゲームの特徴として、ゲーム内のアイテムなどはイーサリアムを使って売買可能です。時には数万円~数十万円のアイテムが売買される事もあります。
My Crypto Herosの場合、希少価値の高いヒーローが5~20万円前後で売買されることもあります。
ゲームで手に入れたアイテムが仮想通貨に換えることが出来るので、遊んでいながらもお金を稼げる事になりますね!
また、当サイトを経由してMy Crypto Herosをはじめる場合、招待コード『KQS6』を入力すると序盤から役立つ特典が貰えます。
My Crypto Herosについての遊び方については下記にてご紹介しております。

DAO事件について
DAO事件とは、2016年6月17日にThe DAOと言うプロジェクトから約360万ETHが盗まれた事件です。
事件はThe DAOのプログラムのバグが見つかった事からはじまります。
バグを発見したハッカーにより、The DAOのプロジェクトから約360万ETHが盗まれます。
よくこの事件ではイーサリアムが注目されますが、問題があったのはDAOの脆弱性です。イーサリアムが原因ではありません。
しかし、DAOの問題がイーサリアムに影響する事で、DAO・イーサリアムの価格が暴落します。
DAO事件はかなり衝撃的でした。
事件発覚後にイーサリアムは急落して、「今後どうなるのか誰も分からない」と言える情報が国内・海外で流れていました。
事件から数日中にハッキングされたイーサリアムの凍結案が発表。その後に、ハードフォークの提案が行われます。
事件直後はDAOもイーサリアムも存続が難しいのではないか?と言うレベルの下落がありましたが、コミュニティや開発者からの提案によって少しずつ落ち着きを取り戻していきました。
コミュニティでは投票が行われ、イーサリアムはこのハッキング問題を「ロールバック=盗まれる前に戻す」ことにする強制的なハードフォークを行うことを決定します。
そして、このハードフォークによって、盗まれたETHは無かったことになります。事件はこれでなかった事になりますが、このハードフォークによってイーサリアム・クラシック(ETC)が登場することになります。
イーサリアムのマイニング方法は?
EthereumはアルゴリズムにEthashを採用。
Ethashは大量のメモリを必要とする為、ASICに耐性があります。
2018年にEthash初のASICが登場しますが、GPUと比較してスゴく高性能と言える程ではありませんでした。その為、EthashのマイニングではGPU・ASICでも性能差は他のアルゴリズムよりも小さいです。
マイニングをするのであれば、イーサリアムとGPUの価格を見ながら検討するのがオススメです。
GPUでマイニングする場合
GPUでマイニングをする場合、GeForce GTX2080 TIなどのハイエンドGPUを使うのがオススメです。
コストパフォーマンスを考えるとGeForce GTX2070がオススメになります。
GeForce GTX2000シリーズはマイニング性能が高く消費電力が低いです。
また、GPUの売却を考えた時も高く売れるのでリセールバリューにも優れています。Ethash以外のマイニングにも優れているので万能なGPUと言えます。
ASICでマイニングする場合
ASICでマイニングをする場合、Inonosilicon A10がオススメです。
しかし、2018年12月時点で公式サイトでは販売が終了しています。
ProgPoWの採用について
イーサリアムは2018年1月に実施されるコンスタンチノープル以降に新しいアルゴリズムProgPoWを採用することを仮決定しました。
ProgPoWは、Ethashよりも優れたASIC耐性のあるアルゴリズムになります。
ProgPoWが採用された場合、ASICでのマイニングは困難になり、GPUでのマイニングがメインとなります。
注意点として、2019年~2020年に予定されているセレニティのアップデート後はPoWからPoSへの移行がある為、将来的にはイーサリアムのマイニング自体が出来なくなります。
イーサリアムの購入・売却
イーサリアムは国内の取引所で購入・売却ができますが、手数料が安いBinanceで取引をオススメします。
Binanceではイーサリアム以外の数多くのアルトコインを取り扱っています。
Binanceのアカウント登録・口座開設については下記を参考にして下さい。

今回はUSDT建てでイーサリアムの購入・売却について紹介します。
購入方法
1. Binanceにログインして『Markets』をクリック
2. 『USDS Markets』をクリックして、検索欄に『ETH』と入力
3. 『ETH/USDT』をクリック
4. 下にスクロールすると『Buy ETH』という欄があるので『Price』に希望価格、『Amount』に欲しいイーサリアムの数量を入力。Totalの価格を確認した後に『Buy ETH』というボタンをクリック
売却方法
1. Binanceにログインして『Markets』をクリック
2. 『USDS Markets』をクリックして、検索欄に『ETH』と入力
3. 『ETH/USDT』をクリック
4. 下にスクロールすると『Sell ETH』という欄があるので『Price』に希望価格、『Amount』に売りたいイーサリアムの数量を入力。Totalの価格を確認した後に『Sell ETH』というボタンをクリック
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