
よう!お前ら!
ビットコイン大好きなラ₿ットだ!
バイナンスコイン(BNB)はBinance(バイナンス)が発行している仮想通貨になります。
Binanceは世界最大級の仮想通貨取引所であり、日本でも人気のある海外仮想通貨取引所です。
Binanceでは160種類以上のアルトコインを取り扱っており、取引手数料の安さなどが魅力です。
BinanceでBNBを利用する事でさまざまなサービスを受けることができます。
今回はBNBの特徴・購入方法・投資についてご紹介します。
バイナンスコイン(BNB)の特徴・買い方・投資について
BNBは2017年7月にリリースされた仮想通貨取引所Binanceが発行元の仮想通貨です。
Binanceを利用する上でさまざまなメリットを受けれるのがBNBの最大の特徴です。
2017年7月から2019年7月まで順調に時価総額が大きくなっている為、日本でも注目されている仮想通貨になります。
BNBの概要
通貨名 | バイナンスコイン(Binance coin) |
略称 | BNB |
半減期 | なし |
公開日 | 2017年7月 |
発行上限 | 2億BNB |
アルゴリズム | DPoS |
BNBの歴史
年/月 | 出来事 |
2017/7 | イーサリアムの規格であるERC-20に基づきリリース *1 |
2017/9 | 『Community Coin of the month』という仮想通貨への投票イベントでBNBが票として用いられる。*2 |
2017/10 | 最初のバーンが行われる。焼却額は986,000BNB |
2018/1 | 1BNBが20ドルを記録する |
2018/3 | BNBはBinance独自のチェーンである『バイナンスチェーン』を開発することを発表する *3 |
2018/8 | Binanceが従業員の9割に給料をBNBで支払っていることを発表する *4 |
2018/11 | 支払いゲートウェイ『CoinPayments』にてBNBで支払いができるようになる *5 |
2019/1 | Binance LaunchpadにてBTTのIEOが行われる。このIEOで投資のための資金にBNBが用いられた。BTTの初値は0.0009522ドル。最低額は0.0006499ドル。現在までの最高額は0.00163030ドル。現在は0.00068708ドル。初値から最高額まで約70%ほど上がった。 最低額から最高額の差は150%ほどある |
2019/5 | Binanceがハッキングを受けて復旧する際に、総額5万BNBをユーザに配布した *6 |
2019/6 | 1BNBが過去最高の37ドルを記録する |
2019/7 | 8回目のバーンが行われる。焼却額は808,888BNB |
2019/7 | BNBの時価総額が42億ドルとなり、仮想通貨全体で6位の時価総額となった。*7 |
参考文献
01. What Is Binance Coin (BNB)?
02. Community Coin of the Month – Round 2
03. Binance Chain – Cryptocurrency Exchange
04. バイナンス、従業員の90%がBNBトークンで給与受け取る
05. Binance Coin
06. Binance System Upgrade Complete
07. Binance Coin ($BNB)が時価総額42億ドル台・6位に浮上
BNBの特徴
BNBはBinanceと関係の深い仮想通貨です。Binanceを使う場合は可能限りBNBを利用するのをオススメしたいです。
さて、さまざまなメリットのあるBNBですが、簡単にまとめると以下のような特徴があります。
Binance LaunchPadを利用してIEOに投資ができる
Community Coin of the Monthで票として使える
Binanceが買い戻し・バーンを定期的に行っている
Binanceで手数料として用いることができる
Binanceの取引手数料はどの仮想通貨でも0.1%となっていますが、BNBを手数料として利用することでさらにオトクにできます。
BinanceではBNBを利用した場合、登録年数に応じて一定の割引があります。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目以降 |
50% | 25% | 12.5% | 6.75% | 割引なし |
初年度であれば手数料が最大50%割引されるのでBNBを利用することで手数料をかなりオトクにできます。
Binance LaunchPadを利用してIEOに投資ができる
Binanceは月に1回『Binance LaunchPad』というIEOプロジェクトを展開しています。
Binance LaunchPadは、Binanceが主体となってトークンの販売を行うIEO(イニシャル・チェンジ・オファリング)のプラットフォームです。
Binance LaunchPadとIEOが注目されたきっかけは、2019年に行われたBitTrent(BTT)の販売です。
2019年に行われたBinance LaunchPadの第一回目で販売されたBTTは初値1BTT = 0.00049505ドルでした。
その後、2019年5月に1BTT = 0.0180215ドルまで高騰。BTTは初値から最大約36倍(3,600%)のリターンが得られたことになります。
当時はとてつもない話題となり、BTTとIEOは非常に注目されました。
そして、Binance LaunchPadの参加にはBNBが必要の為、結果としてBNBの需要も高まります。
2019年7月現在でも毎月1つのIEOがBinanceで販売されており、リターン率が高い事から投資家に注目されています。
Community Coin of the Monthで票として使える
Binanceはユーザの投票で次に上場する仮想通貨を決める『Community Coin of the Month』という投票イベントを行っています。
このCommunity Coin of the Monthで1位をとった仮想通貨はBinanceに上場できます。
たとえ1位にならなくてもノミネートされた仮想通貨は価格の上昇が期待できます。
2018年8月の第9回を最後にCommunity Coin of the Monthは行われていませんが、将来的に再開するかもしれません。
ユーザが仮想通貨に投票するには一票につき0.1BNBが必要となります。
今後のCommunity Coin of the MonthのためにBNBを用意しておくと投票に参加が可能になります。
Binanceによる買い戻しとバーン(焼却)
BNBはBinanceにより定期的なバーン(焼却)が行われておりBNBの価値の下支えとなっています。
なお、BNBの初期のホワイトペーパーでは買い戻し+バーンを行っていたようですが、現在はバーンのみ行っています。
バーンという処理はBinanceが保有しているBNBをバーン(焼却)することで市場に出回っているBNBの数を減らします。
Binanceが4半期中に得た利益の20%の額がバーンされ、バーンは4半期に一回行われます。
BinanceによるとBNBは合計2億BNBが市場に出回っており、バーンするBNBの総額は1億BNBです。
2019年7月時点で焼却されたBNBの総額は約1,300万BNBであるため、あと約8,700万BNBがバーンされる予定です。
以下が今までのバーンの詳細です。
年月 | バーンされたBNBの額 |
2017/10 | 986,000BNB |
2018/1 | 1,821,586BNB |
2018/4 | 2,220,314BNB |
2018/7 | 2,528,767BNB |
2018/10 | 1,463,986BNB |
2019/1 | 1,623,818BNB |
2019/4 | 829,888BNB |
2019/7 | 808,888BNB |
BNBの価格・チャート
BNBは2017年7月に1BNBが2.5~5ドル(約250~500円前後)でしたが、2017年12月~2018年1月に大きく上昇しました。
2018年1月には1BNB = 26.42ドル(約2,650円)を記録。その後は仮想通貨の低迷によって長らく1,000~2,000円になりますが、2019年に入ってから再び大きく上昇しています。
2018年12月を底値に2019年から少しずつ上昇を続けています。2019年上半期のピーク時は43.15ドル(約4,320円)まで上昇しました。
BNBが高騰した背景として、仮想通貨の業界を牽引し続けてきたBinanceのCEOであるジャオ・チャンポン(CZ)氏のカリスマ性によるもの、Binanceの人気などが考えられます。
特にBinanceでのBNBの使い道が注目されており、今後もBNBの需要は高そうです。
BNBへの投資について
BNBのプラス材料とマイナス材料を整理してみます
BNBは定期的なバーンによって価格の下支えがあるのはプラス材料です。
また、Binanceが仮想通貨取引所として人気がある限り、BNBの需要はあると考えて良いです。
一方でBinance以外でBNBを使う事はあまりありません。
Binanceを利用する上でとても便利なBNBですが、Binance以外での必要性を感じない点がマイナス材料だと考えられます。
Binanceの需要によってBNBの価値が左右される
BNBやBTCは2018年末に価格が低迷しましたが、2019年はどんどん価格が上昇しています。
Binanceは世界最大級の仮想通貨取引所なので、仮想通貨が注目されるほどにBinanceは成長して行きます。
BNBの需要と言うのはBinanceの需要に左右されていますので、Binanceのユーザー増加・サービスの充実によってBNBの需要が増えると思います。
つまり、BNBの投資はBinanceの分析や研究が利益に直結するでしょう。
具体的にはBinance上での仮想通貨の出来高、アクティブユーザーの動向などに注目するのが良いですね。
あとは、バーンのタイミング、Binance LaunchPadなどBinance上で行われるBNBが必要と思われるイベントはプラス材料として動きます。
BNBの購入・売却方法
BNBの購入・売却はBinanceで可能です。
Binanceのアカウント登録・口座開設については下記を参考にして下さい。

今回はUSDT建てでBNBの購入・売却について紹介します。
BNBの購入方法
1. ログインして『Markets』をクリック
2. 『USDS Markets』をクリックして、検索欄に『BNB』と入力
3. 『BNB/USDT』をクリック
4. 下にスクロールすると『Buy BNB』という欄があるので、『Price』に希望価格、『Amount』に購入したいBNBの数量を入力。
Totalの価格を確認した後に『Buy BNB』をクリック。
売却方法
1. ログインして『Markets』をクリック
2. 『USDS Markets』をクリックして、検索欄に『BNB』と入力
3. 『BNB/USDT』をクリック
4. 下にスクロールすると『Sell BNB』という欄があるので、『Price』に希望価格、『Amount』に売却したいBNBの数量を入力。
Totalの価格を確認した後に『Sell BNB』をクリック。
Binance LaunchPadに参加条件・参加方法
さきほどご紹介したBinance LaunchPadの参加についてご紹介します。
参加にはまずBNBの保有が必須条件となりますが、そのほかにもいくつか条件があります。
まずは参加条件を満たして抽選券を獲得することが重要になります。
参加する条件
Binance LaunchPadに参加するための条件は以下のようになっています。
・BNBを最低50枚以上保有している
・BNBをBinanceが決めた期間の間保有し続ける
Binace LaunchPadを利用するにはアカウント登録だけではなく、本人確認が必要になります。
また、参加には抽選券を所持したうえで抽選に当たる必要があります。
抽選券を手に入れるのにも条件があり、Binanceが定めたBNBを一定期間持ちつづける必要があります。※2019年7月時点
BNB平均保有数 | チケット数 |
50~100 | 5枚 |
100~150 | 10枚 |
150~200 | 15枚 |
200~250 | 20枚 |
250以上 | 25枚 |
Binanceから抽選券をもらうには最低50以上のBNBを一定期間持ち続ける必要があります。
BNBを持ち続ける期間の長さはその都度異なります。第7回だと7日間BNBを保持し続ける必要がありましたが、第8回だと15日間保持し続ける必要があります。
もしこの期間中に保持しているBNBが50未満になってしまうと抽選券をもらえなくなってしまうので注意してください。
例えば普段はBNBを50以上保持しているものの、ある1日だけ保持しているBNBが49になってしまうと抽選券がもらえなくなってしまいます。
期間中のBNBでの取引には気をつけましょう。
参加する方法

第7回目のスケジュール
1. Binanceが新たなBinance Lanchpadを行う場合、Binanceからアナウンスが行われます。
Binanceのニュースを注意深く確認しましょう。
2. Binanceが指定した期間(画像で言うところの『01』)に入るとBinanceは毎日午前0時(日本時間だと午前9時)に全てのユーザのBNB残高を記録します。
3. 最終日(画像で言うところの『02』)の午前6時(日本時間だと午後3時)になると対象となるユーザは抽選券を請求することができます。請求できる時間は午前6時(日本時間だと午後3時)から24時間以内で、抽選券の請求と同時にトークンの購入契約にサインする必要があります。
4. 最終日の翌日(画像で言うところの『03』)の午前6時(日本時間だと午後3時)になるとトークンの請求ができなくなり、抽選が始まります。2時間後には(画像で言うところの『04』)当選した抽選券が発表され、当選した場合は当選したユーザの口座から自動的にBNBが引き落とされます。
BNBの今後
2019年4月23日、Binanceは Binance DEX(バイナンスデックス、DEXとはDecentralized Exchangeの略)という分散取引所をローンチしました。
このDEXを用いた取引だと、取引の間にBinanceのような取引所を必要とせずに個人と個人で取引ができます。
今後BinanceはこのDEXでBNBを用いた新しい事業を行うかもしれません。
そしてBinanceもまた今後『Binance LaunchPad』や『Community Coin of the Month』のようなBNBを用いた事業を行うかもしれません。
まとめ
BNBはBinanceと関係の深い仮想通貨であり、Binanceを最大限に利用する上では必須になります。
BNBの価格は2018年末に低迷しましたが、2019年から再び上昇しています。
今後もBinanceが世界最大級の仮想通貨取引所である限り、BNBの購入や投資は魅力的だと考えられます。
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